屋上緑化であえてビオトープを導入する意味

水や草木のある自然環境をあえて人工的に演出するビオトープ。この仕組みをあえてビルや施設の屋上に導入するのは面白い試みですが、特にビルや施設のイメージアップ、またそのビルや施設が街中の教育施設である場合、珍しい緑溢れる自然を身近に体験し学べる大変貴重な場となってくれる可能性があるのです。維持管理はランニングコストを含めかなり大変である事は確かですが、運が良ければ外部から鳥や昆虫を呼び込める等、大変魅力溢れる環境となってくれるでしょう。

植物の内容によっては異世界の風景も演出可能

ビオトープと一言で言っても、その内容は決して日本古来の自然環境だけではありません。周囲の環境に十分配慮し一部を作り替えていけば、砂漠の多肉植物や熱帯の花に溢れる密林さえ演出する事が出来るのです。その際は周囲を温室の様なハウスで囲い時折温湿度を調整する等といった処置が必要となってきますが、まるで植物園の様な光景をビルや施設の屋上に作り出せば、それも大きな魅力や見どころとなる筈ですよね。また余力があれば夜間にライトアップし、来客に楽しんでもらうという醍醐味もあるでしょう。

あえて手を加えないなら地元の植物をメインに

ですが管理コストを考えれば出来るだけ手間暇を掛けたくないという人もいるでしょう。最低限の世話だけであとは自由に草木を成長させたいと考えるなら、やはりその土地由来の草木をメインに仕立てた方が周辺環境もバッチリ合い、最適となる筈です。ただそこで問題となるのは外部から飛来する生物。基本的には鳥や昆虫を楽しむものですが、時として食害をもたらす害虫や害鳥もやって来ますから注意は必要。観賞に適した草花があれば、周囲をネットで囲い守るといった対策が必須となる場合もあるでしょう。

屋上緑化を進める理由は、それぞれの企業の考え方によりますが、自然環境の改善の上で大きな役に立つことがあります。